Picasa 3.9   <オートン風>処理

          Picasa 3.9で処理したシャネルのマネキン画像

シャネルのマネキンはいつも美しいですね・・原画。 マネキンの姿も時代と共に変わり、以前なら(有り得ないような)理想的な体型とラインを見せていたのですが、このマネキンを見てもわかるように、電車に乗れば、現実に隣に座ってくる女性の体型とラインをしていることです。 理想でなく、現実になったことによるリアリティーがあります。 抽象的に創造する理想の「人」ではなく、実際に「人」から形取ったマネキンなのでしょう。

          Picasa 3.9で<オートン風>処理した画像

単なる写真が絵画に姿を変えます。 先ずは、<オートン風>処理してみます。 そして、<周辺減光>処理をしてから、レタッチで左上の部分の背景を整えてみました・・・ウィンドウ越しに撮っていることもあり、建物の影がガラスに写り込んでいたためです。 この比較処理を見てもわかるように、<オートン風>処理では ”本質” だけを残し、ディテールが大まかになり、細かな描写は失われることになります・・・ドレスの質感や仕様を見れば分かります。 編集加工処理においては、全てが良くなることは有り得ないことで、何かの犠牲の上に映えるものがあると考えることです・・・物理的に考えても、編集処理によってデジタルデータが多くなったり良質になることはありえませんから。

Picasa 3.9で<レタッチ>処理した画像

 <レタッチ>についてですが、アングルとの境目となる周辺部分の処理が難しいという話を聴きますが、その対策方法としては・・・画像を決めたら、<コラージュ>をクリックします(または、<コラージュ作成>からも入れます)。 コラージュの<適用>を押した後、その画像に1〜2センチ幅の枠・グリッドを作って<切り抜き>してください。 そしたら、その画像は<レタッチ>しやすいと思います・・・レタッチのマークを境界線を平行移動するようにして使います・・・上の図では、白の○のマークの部分をブルーのマークの部分に置き換えます。 <レタッチ>し終わったら、その枠・グリッドを<切り抜き>すれば上の右の図のようになります。

 

原画は、六本木の裏通りで撮った写真

六本木の裏通りで撮った写真。 夜の街の表と裏・・原画のままでは、違和感のあるフォト。

Picasa 3.9で<シネマスコープ>処理した画像

初期設定のままで<オートン風>処理。 柔らかな馴染みやすい画面に仕上がります。 原画のクォリティーがそれなりに高くないと味わい深い写真にはなりません。 こういう処理をする画像はコンパクトデジカメレベルの画質では味わいに限界があるでしょう。 <オートン風>処理とは、マイケル・オートン風の効果を付けること。  ついでに、<シネマスコープ>処理も試してます。 Picasa 3.9 でも、こういう連続した編集処理が楽しみになりますし、編集センスの見せ所にもなります。 今回バージョンアップされた Picasa 3.9 画像処理では、概して画質を落とすような処理をすることが多いのですが、それだからこそ、原画は高画質の写真を使いたいですね・・・試したところでは、原画のクォリティーの差がますます出てきてしまいます。

Picasa 3.9で編集処理したショーウィンドウのディスプレイ画像  Picasa 3.9でデフォルト値での<オートン風>処理した画像  Picasa 3.9で<1960年代>処理した画像

左から、原画   デフォルト値での<オートン風>処理した画像   <1960年代>処理を加えた画像

 

女性人物の原画写真  Picasa 3.9でオートン処理と周辺減光処理をした画像

 このまま、原画を使いたいのですが、天井が写り込んでます。 そこそこの高さのある天井ですが、下位置から撮ることもあって立ちポーズであれば仕方のないことです。 この(邪魔な)天井を消すには、周辺減光処理をするとかなりの部分を消してしまいます。 その後に、レタッチすればよいわけです。 このレタッチは、絵で言えば描写力のようなものが問われますから、丁寧に巧みにしなくてはなりません。

 

Picasa 3.9でレタッチ画像  Picasa 3.9で枠線処理

 枠・フレームをつけないでシンプルに見せることが綺麗かもしれません。

 

Picasa 3.9でミュージアムマット処理  Picasa 3.9でドロップシャドウした後にミュージアムマット処理 

 人物写真、特に女性ポートレイトでは、肌をいかにして美しく見せるか!?に編集がかかっているように思います。 このモデルさんは、そのままでも美しい肌をしているので、編集加工する必要はないのですが、艷やかな肌に見せるためにPicasa 3.9でオートン処理をしてます。 人物写真では、人物を下位置から煽るように撮ることが多いので、室内での撮影では天井などが画面に入ってきてしまいます。 それをレタッチにより丁寧に(空や空間のように)かえていきます。 仕上がりには、枠線処理とミュージアムマット処理、ドロップシャドウした後にミュージアムマット処理をした三枚を用意してみました。

 

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